弁護士 古藤由佳 第二東京弁護士会所属 第54632号
2019年 入所

臆することなく新しいことにチャレンジしていく事務所

「人の生活を助けることができている」といった確かな実感

弁護士を志した理由を教えてください。

大学の学部は法学部ではなかったのですが、卒業論文のテーマを「代理母制度導入の可否」とし、裁判例等を調べていました。すると、亡くなった男性の凍結精子を用いて生殖補助医療により生まれた子どもの母親が、子どもの認知を求めた訴訟を見つけました(最小二判平成18年9月4日民集60巻7号2563号)。

高裁では母親の請求が認められたものの,最高裁は原判決を破棄し,母親の請求を認めませんでした。判決文を読むと,裁判所は,亡夫の子どもを持ちたいと願う妻の気持ち、亡くなっていても自分の父親であり親子関係を認めて欲しいと願う子どもの気持ちに深い理解を示します。一方で,現行の法律だとそれを認めることはできないことにつき悩みに悩み、大きな葛藤の末に上告棄却という結論に至ったのでした(当時の私にはそう見えました)。

当時の私は、法律とは書いてあることがすべてで、要するに「A=B」といったシンプルなものだと思っていました。でも、実際は,世の中にどんなに多くの法律があっても、それが答えではなく、そこから悩まないといけないわけです。杓子定規に決まらない法律の世界を知るにつれ「法律ってなんて熱いんだろう」と一種の感動を覚え、その道に進もうと思いました。

主な業務内容について教えてください。

法律を学ぶのであるならば研究者ではなく、実際に人の助けになれるフィールドがいいなと思い、実務家を目指してロースクールに進学しました。中でも家族法分野の人権に関心がありました。

そして弁護士になって2年目に響に入所しました。今は債務整理部門に所属し、任意整理や破産案件を担当しています。実務を通じ「人の生活を助けることができている」といった確かな実感を持つことができています。債務整理は法律のみならず年金制度や保険等、社会の仕組みを広く理解する必要があり、奥深い世界だとも感じています。

他にも家族法分野の人権に興味を持って弁護士になったこともあり、離婚事件のご相談をお受けすることが多いです。解決に至ることで「これでやっと前に進める」と言っていただけると、少しでもお役に立てたことを嬉しく思います。

弁護士業務に専念

響で弁護士として働くメリットを教えてください。

前の事務所では私と代表弁護士の二人だけといった環境でしたので、入所当時は弁護士も事務員さんも大勢いる中で働くことにとまどいはありましたが、働き始めると、しみじみと数の力の偉大さを感じます。「三人寄れば文殊の知恵」という諺がありますが、一人で考えて行き詰っても、投げかければ誰かが応えてくれたりします。また、自分自身は経験していないことでも誰かが経験している、ということが多々あり、大変頼もしく感じています。

響ではマーケティング戦略に力を入れており、常に豊富な案件があります。したがって、弁護士業務に専念できています。だからこそ自ずと弁護士としてのスキルはあがっていきますし、着実にキャリアアップを図ることができる環境があると思います。

女性弁護士の活躍について教えてください。

男女の分け隔てなく業務に従事していますが、ご相談内容によっては女性弁護士を強く希望される方もいます。響では私の他にも女性弁護士がおり、そういったニーズにもお答えすることができ、女性ならではのやりがいを感じてもいます。

また、響では産休・育休制度はもちろんのこと、仕事復帰後の時短勤務なども選択することができます(なお、育休・時短制度は男性弁護士も利用可能)。このような制度は,利用者が遠慮して制度が有名無実化するということがよくありますが、響のように弁護士の数が多いと足りない部分を複数人でサポートできるため、特定の弁護士に過度な負担がかかりません。

さらに響は積極的にメディア展開しており、雑誌の取材やテレビ番組の法律監修等の対応をすることがあります。臆することなく新しいことにチャレンジしていく事務所なので、活躍のフィールドは広いと思います。